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札幌市とJaSCA（日本サステナビリティ・コーディネーター協会）がホストされたGSTC日本会員・ワークショップは、2025年9月24日に盛況のうちに終了しました。会場には45名以上、オンラインには50名以上が参加しました。
会場は、1888年に建設され、最近改装された札幌を代表する洋風建築である赤レンガ（北海道庁旧本庁舎）でした。歴史的な会場は、会議に心地よい雰囲気を添えました。
このワークショップは、GSTC会員にとって日本で4回目となるもので、GSTC CEOのランディ・ダーバンド氏、GSTC理事の高﨑邦子氏（JTBグループ常務執行役員、DEIBチーフオフィサー）、GSTC財務ディレクターの貝和恵美氏、GSTCアジア市場開発マネージャーのコン・スヒョン氏、日本市場開発マネージャーの大岩直美氏、GSTC会員コーディネーターのメイハン・フェン氏など、GSTCの主要メンバーが多数出席したことが特筆すべき点でした。
第1回ワークショップは2023年9月に開催され、第2回ワークショップは2024年5月、第3回ワークショップは2025年2月に開催されました。
「GSTCワークショップを札幌で開催できたことを大変光栄に思います。天候にも恵まれ、北海道赤レンガホールという会場も素晴らしかったので、参加者の皆様は、海外カンファレンスのような開放感を味わえたと思います。また、このワークショップはネットワーキングの要素も強く、今回は会議室でのワークショップに加え、郊外でのオプションや懇親会も設け、会員同士の繋がりを深めるとともに、交流の場としても大変有意義な時間となりました」と、日本サステナビリティ・コーディネーター協会代表の青木氏はコメントしました。
「札幌での最初のワークショップが、成功裏に終了したことを大変嬉しく思います。GSTCの皆様や参加者の皆様との交流を通して、札幌における持続可能な観光の推進に向けた、更なる意欲が湧きました」と、札幌市観光・MICE推進課の相原氏は述べました。
プログラム中、ダーバンド氏は、世界の持続可能な観光のトレンド、フィジーで開催されたGSTC2025持続可能な観光世界会議のハイライト、GSTC認証の重要性、そしてGSTCが新たに開始した、小規模企業認証と、観光における動物福祉に関するラウンドテーブルについて、知見を共有しました。
午後には、本ワークショップのホストである札幌市とJaSCA（日本サステナビリティコーディネーター協会）が、それぞれの取り組みについて発表しました。その後、グループディスカッションと活動の共有が行われました。この会合は、会員にとって知識の交換、多様な視点からの学び、そして日本におけるサステナブルツーリズムの推進力を高める貴重な機会となりました。
